埼玉県、小選挙区42人出馬意向 続く野党調整、戦いの構図定まらず

2021年10月10日 07時45分
 十九日公示、三十一日投開票となった衆院選には、埼玉県内十五の小選挙区で現職十九人、元職四人、新人十九人の計四十二人が出馬の意向を示している(八日現在)。候補予定者は急ピッチで準備を進めているが、野党共闘に向けた調整や新党結成の動きがあるなど、戦いの構図はまだ定まっていない。(飯田樹与)
 自民党は二〇一七年の前回衆院選で十三選挙区(追加公認を含む)で勝利し、比例復活と合わせて十五人全員が当選を果たした。今回は新人を擁立する7、10区以外の十三選挙区は同じ顔触れで、それぞれ再選を目指す。7区は元県議の中野英幸氏が立候補する予定で、同区選出の現職・神山佐市氏は比例区に回る。10区は同区選出で政界引退を表明した前党選対委員長の山口泰明氏の次男、晋氏が出馬する。
 対する野党第一党の立憲民主党。前回衆院選では党代表の枝野幸男氏、県連代表の大島敦氏がそれぞれ5区、6区で勝利した。今回は比例区で復活当選した現職四人とともに再選を目指すほか、元職二人、新人三人が挑む。
 共産党は六選挙区で新人が立候補する。立民の現職と元職が出馬を表明している八選挙区では擁立を見送った。
 立民、共産、社民、れいわ新選組の四党は、野党共闘を後押しする市民連合の主導で政策協定を締結し、共闘態勢の強化を図ってきた。県内でも選挙区ごとに市民団体が野党候補の一本化に向けて働き掛けている。ただ、三選挙区で立民と共産がそれぞれ候補者を擁立する意向で、党本部レベルで調整が続いている。
 この他、県内では国民民主党、日本維新の会、れいわ、「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」が、それぞれ候補者を擁立する予定だ。
 さらに前知事で無所属の上田清司参院議員が新党結成を模索し、15区などで候補者擁立に向けて動いている。
衆院選2021
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