年度内に13万5000頭接種へ 豚コレラ 県がワクチンプログラム

2019年10月22日 02時00分
 家畜伝染病「豚コレラ」に関する国の防疫指針改正を受け、県は21日、ワクチン接種の区域や進め方を定めた県の接種プログラムをまとめた。農林水産省が同日中に内容を確認。県は11月上旬から県内全域の養豚場などを対象にワクチンを打っていく。年度内に13万5000頭の接種を見込む。
 養豚場や野生イノシシから感染が確認された地域や野生イノシシが多く生息する地域など、感染リスクの高い秩父、大里、児玉、比企、入間地域から実施し、11月末までに繁殖豚と肥育豚計約6万頭に接種する予定。他の地域も合わせて計約8万頭を2月上旬までに終わらせる。
 ほ乳豚(約1万頭)は生後1カ月以内は免疫力が高くワクチンが効かないため、1~2カ月の間に順次打っていく。
 ワクチンを打てる県の家畜防疫員は59人いるが、民間や県内の他部局、他県からの応援を得て対応していく。
 また、県は21日、飼育豚の感染確認3例目の本庄市の養豚場と、経営者が同じで神川町にある関連の養豚場での防疫措置が完了したと発表。台風19号の影響で遅れが出た。養豚場2カ所の計2243頭を殺処分し、死骸の埋却や場内の消毒を行った。 (飯田樹与)

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