コロナ対策飲み薬の研究開発支援を表明 選択的夫婦別姓は「検討」 岸田首相への参院代表質問

2021年10月13日 19時07分
 岸田文雄首相の所信表明演説に対する各党代表質問が13日、参院本会議で行われた。首相は新型コロナウイルス対策の経口治療薬(飲み薬)について「国産治療薬の研究開発を積極的に支援するとともに、確保に最大限取り組む」と表明した。コロナ対策の全体像を早急に国民に説明するため、今週中にその骨格を明らかにする考えを示した。公明党の山口那津男代表らへの答弁。
 山口氏は代表質問で、選択的夫婦別姓に関し「制度導入を実現すべきだ」と要求。首相は「国民各層の意見や国会の議論の動向を注視し、さらなる検討を進める」と答えるにとどめた。
 12日に発表された自民党の衆院選公約には「選択的夫婦別姓」の言葉が盛り込まれないなど、自民党内には導入に反対論が根強い。共産党の小池晃書記局長は質問で「首相の『聞く耳』は自民党内の強硬な反対派に対するものか」と追及。首相は「賛成の声にも反対の声にも耳を傾けてきたつもりだ」と語った。
 日本維新の会の片山虎之助代表は質問で、「14日解散、31日投開票」の衆院選日程が、現行憲法下で最短の17日間となるため、選挙事務に問題が生じないかをただした。首相は「準備期間を考慮して、4日に表明した。準備を進めており、管理執行に万全を期す」と語った。(村上一樹)

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