相次ぐいじめ訴え 川口市長が専門部署新設を検討

2019年10月1日 02時00分
 川口市立中学校の元生徒が相次いでいじめを訴えている問題を受け、奥ノ木信夫市長は三十日の定例会見で、市教育委員会と協議した上で市教委内に「いじめを扱う専門の部署をつくりたい」との考えを明らかにした。
 いじめ問題には市教委の学校教育部が対応しているが、調査委の立ち上げが遅いなどとして元生徒側から批判されている。奥ノ木市長は現在の態勢が不十分だとして、市教委の機能強化を図る必要があるとの認識を示した。
 この日は、市議会九月定例会で再任が決まった茂呂修平教育長も同席。市教委を批判するメモを残して同月八日に自殺した元生徒の遺族のもとへ同月十五日に弔問に訪れたと説明した。
 遺族からは「お悔やみはいらない」などと厳しい反応があったといい、茂呂教育長は「中学在籍中にいじめの解決に至らなかったことはおわびしたい」と改めて陳謝した。 (近藤統義)

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