「笑いの力で社会貢献」 16日に流山寄席 人気うなぎ上り アマ落語家8人、地域密着の活動

2021年10月14日 07時16分

16日に流山寄席を開催する会長の好々家あふ楽さん(左)ら流山落語同好会の皆さん

 流山市などのアマチュア落語家でつくる「流山落語同好会」は16日、市生涯学習センターで「流山寄席」を開く。昨年に続く2回目の開催だが、今年は定員100人(入場無料)が申し込み受け付け開始から2時間で埋まるなど、市民の人気はうなぎ上りだ。「コロナ禍で明るい話題が少ない中、笑いの力を届けたい」と稽古に励んでいる。(牧田幸夫)
 昨年十一月の初開催後、新たに二人が加入し、メンバーは五十代から八十代の男性八人に。アマチュアとはいえ、メンバーの多くは、噺家(はなしか)歴十年から三十年のベテラン。大学の落研出身者もいる。
 会長の保険代理業白髭威之(たけゆき)さん(84)=落語家名・好々家あふ楽=は「五十代が入り、五年、十年と続く下地はできた。流山寄席を流山の名物にしたい」と意気込む。
 演じるのは本格的な古典落語だ。地域の高齢者施設などに招かれ、それぞれ別々に活動していたが、建設会社社長の佐藤至廣(よしひろ)さん(78)=呑気(のんき)亭喜楽=が「一緒にやろうよ」と呼び掛け、二〇一九年六月に同好会が発足した。

稽古の仕上がり具合を披露する例会では、時には厳しい批評も飛び交う=いずれも流山市で

 発足と同時に市社会福祉協議会のボランティアセンターに登録。福祉施設などから声がかかると、会の中でやりくりし出演者を派遣するなど、より地域に密着した活動を展開する。また、一〜二カ月に一回、公民館に集まり、稽古の仕上がり具合を見せ合い、互いに批評し腕を磨いてきた。
 演芸ボランティアとして、年間十五回ほど演じる落語歴三十年の北沢守男さん(78)=流々亭山助=は「一人でやるより楽しい。皆さんから刺激をもらっている」と話す。
 当日は八人が高座に上がり、「らくだ」「高砂や」など自慢の持ちネタを披露する。昨年の盛況を受け、今年は市社福協なども主催者に名を連ねた。会のまとめ役として開催に奔走する佐藤さん。「笑いは心身を活性化させます。笑いの力で社会に貢献にします」

関連キーワード

PR情報