「政治 身近に感じて」 市川・国府台高生、衆参議員らに質問 「高校生の優先順位は?」

2021年10月14日 07時16分

各党国会議員らの回答に聞き入る生徒=市川市の国府台高で

 衆院選を控え、市川市の県立国府台高校の生徒が、衆参両院の議員らに質問する授業が13日に行われた。生徒たちの質問に対し、オンラインで事前に答えた国会議員らの動画を流す方式。「高校生の優先順位の高さはどのくらいか」といった質問が出された。(保母哲)
 同校二、三年生の社会科の授業「衆院選 政策意見交換会」として、十八日までに計五クラスで行われる。参加した国会議員は、主要九政党のうち七政党の代表者各一人。衆参両院の現職議員六人と、今回の衆院選に立候補を表明している一人。
 最初に授業があった二年六組では、各党の七人が自己紹介や党の政策を説明。続いて生徒代表が「公立高校の設備で、コロナ禍で必要なネット環境やIT機器が整っていない。トイレも三つに二つは和式。高校生に対する優先順位の高さは」などと質問した。
 これに対し、各議員はプロジェクターに映し出された動画を通して「予算を確保し整備を進めている」「高等教育の無償化に取り組んでいる」「(予算を)倍増させたい」などと回答した。政党の回答時間は各二分。生徒からは、男女平等への取り組みの質問もあった。
 議員の答えを聞いた玉井駿丞(しゅんすけ)さんは、プリントにメモを取りながら「ある政党と考え方が近かった。公平な社会より、平等な社会になるといいと思う」。栗田滉(あきら)さんは「どの政党を選ぶかは難しい」としながら、高校での教育について「全ての教科を学ぶ必要があるのか、と考える生徒は多い」などと話していた。
 二年生の生徒たちは投票年齢となる十八歳以上を控えており、来年の参院選からは多くが投票できるようになる。授業を担当した大塚功祐(こうすけ)教諭(39)は「政治について考え、政治を身近に感じてもらう機会になれば」と期待。衆院選の公示後には、模擬投票も行うことにしている。
衆院選2021
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