熱海土石流 市が1人5万円 間接的被災者も義援金

2021年10月14日 07時49分
 熱海市伊豆山(いずさん)の土石流災害で、市は十三日、人的・物的被害は受けていないが被災地周辺に住む「間接的被災者」に対し、一人五万円の義援金を配分すると発表した。同日の災害義援金配分委員会で決まった。市によると、全国的にも異例の対応という。
 間接的被災者は七月一日現在、伊豆山小学校区に住民登録のある市民のうち、人的・物的被害による義援金配分の対象になっている人を除いた三千三百二十人。災害後、生活道路の通行止めや路線バスの運休などで不便な生活を強いられるなどしていたことから被災者と認め、配分を決めた。
 委員会では、被害区分に応じた第二次の配分額も決定。新たに行方不明者と軽傷者を区分に加え、行方不明者は四百六十万円、軽傷者は三十万円とした。その他は死亡者百六十万円など。今月末から振り込みを始める。
 十一日現在の義援金は八億七千五百五十万円で、そのうち七億七千二百二十万円の配分が決まった。
 間接的被災者には振り込み手続きの書類を今月末までに発送、十一月中にも振り込む。申請は十二月二十八日まで。(山中正義)

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