「姉が亡くなった状況を理解し、家族の苦しみを知って」ウィシュマさんの妹・ポールニマさんが岸田首相に手紙

2021年10月14日 10時35分
ウィシュマさんの妹のポールニマさん=8月撮影

ウィシュマさんの妹のポールニマさん=8月撮影

 名古屋出入国在留管理局(名古屋市港区)で3月、収容されていたスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさん=当時(33)=が死亡した問題で、来日している妹のポールニマさん(27)が13日、岸田文雄首相に宛てて真相の解明を求める手紙を発送した。
 手紙は、死亡前のウィシュマさんの様子を収めた監視カメラ映像や死亡診断書の全面開示などを認めるよう求める内容。「このような悲しいできごとが繰り返されることがないよう、収容施設での処遇の改善を強く願います」と訴えた。
 ポールニマさんはこの日、ウィシュマさんの死亡の経緯を捜査している名古屋地検に進展を確認するため、弁護士らと共に訪問。「姉がなぜ亡くなったのかを知りたくて手紙を書いた。首相に姉が亡くなった状況を理解し、家族が苦しんでいることを知ってほしい」と話した。
 ウィシュマさんは、留学生として来日した後に不法残留となり、昨年8月に名古屋入管に収容された。今年1月中旬から嘔吐を繰り返したが、支援者らが求めた点滴治療を受けられないまま亡くなり、入管の対応が問題視されている。

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