<衆院選2021 託す思い>食彩工房Colorful・遠藤愛さん(40)「飲食業に夢や希望を」

2021年10月15日 07時48分
 衆院が14日に解散されたが、新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着くに伴い、外出の自粛などで打撃を受けた人々への対策が急務になりつつあり、争点の一つに浮上しそうだ。栃木県の飲食店経営者に衆院選へ託す思いを聞いた。

コロナ禍の飲食店経営の苦労を語る遠藤さん

 夫と二人で創作料理の店を開いています。宇都宮市から移転し、足利市に店を構えて八年になります。新型コロナウイルス対策として打ち出された飲食店の自粛要請は、本当につらかった。テークアウトメニューの開発などできることはすべてやり、それでも売り上げは通常の四分の一です。
 縁のなかったこの街を選んだのは、立地や店舗の条件が気に入ったから。郊外で地域住民とのつながりを大切にできる。近くに大学があり、若者らの活気もある。百人近い席を用意できて、家賃も安かった。夫婦の目標は「人が幸せになれる癒やしの場所」。そんな店を目指して頑張ってきました。自粛要請で、時間をかけて醸成してきた地域と店のつながりは薄れてしまいました。
 政治に不満はあります。濃厚接触を懸念される業種は他にもたくさんあるのに、なぜ飲食店ばかり…。逆に協力金は大ざっぱすぎて不平等感があります。使われているのは税金です。もう少し考えてほしいです。
 単なるお金のばらまきはもう結構です。飲食店経営者が、夢や希望を抱ける環境をつくってほしいと思います。総選挙では、実効ある提案をしてくれる政治家を選びたいです。(梅村武史)

関連キーワード


おすすめ情報

栃木の新着

記事一覧