衆院解散 県内も選挙モード 短期決戦へ 思いさまざま

2021年10月15日 08時26分
 衆院が解散し、総選挙モードに突入した十四日、静岡県内の議員たちは短期決戦に向け、それぞれの思いを語った。
 静岡5区から無所属で立候補する細野豪志さんは同日朝、富士市で事務所開きをした後、三島市であいさつ回りをしてから上京した。特別会員となっている二階派の会合に出席後、本紙の取材に「いよいよきたなという感じ」と決意。今回初めて無所属で選挙戦を迎える。「二階派に入った時から次は無所属、と腹を決めていた。乗り切りたい」と意気込んだ。
 細野さんと5区で対峙(たいじ)する自民吉川赳さん=比例東海=は解散後、取材に「自公政権の信任をいただけるのか、立民・共産政権を選ぶのか、与党候補として強く訴えたい」と強調した。前回の二〇一七年衆院選静岡6区で希望の渡辺周さん(現在は立憲民主)と激戦を繰り広げ、比例復活した自民勝俣孝明さんは解散後、「前回の六百三十一票差という悔しい気持ちを胸に四年間やってきた。今回こそ勝ちたい」と晴れ晴れした表情。
 その渡辺さんは「何度迎えても解散の日は嫌なもので、選挙への不安と、やり残した使命への悔いで複雑な気持ち」と率直な思いを吐露した。立憲民主の県連代表として臨む今回は「人的投入も含め、党本部にもテコ入れを求める。日本の平均が出やすい静岡で上り調子になれば、全国も上を向くという自負がある」と強調した。解散後は両院議員総会に出席し、選挙準備のため足早に地元へ戻った。静岡8区から立候補する立憲民主の源馬謙太郎さん=比例東海=は初めて経験した解散に「身が引き締まった。ここから戦いになるんだなと実感した」と決意を示した。

◆1区・島津さん擁立 共産が取り下げ 8区・平賀さんも

 共産党は、静岡1区に擁立予定だった党中央委員で元職の島津幸広さんの立候補を取り下げ、比例東海ブロックのみに擁立すると発表した。共産は、立憲民主などと野党共闘の最終調整を進め、静岡8区の平賀高成さんの取り下げも決めた。島津さんの1区見送りにより、県内小選挙区の党公認候補は、静岡2区の党県常任委員・山口祐樹さんのみになる。(牧野新)

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