JR上野駅で男性2人が刃物で刺される 殺人未遂容疑で男逮捕

2021年10月15日 16時00分
JR上野駅

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 15日午後3時10分ごろ、東京都台東区のJR上野駅構内で、男性2人が男に相次いで刃物で刺された。警視庁上野署によると、川崎市の20代男性が背中を刺され、豊島区の30代男性が太ももを切られたが、いずれも命に別条はない。署は20代男性に対する殺人未遂容疑で、足立区の職業不詳の男(45)を現行犯逮捕した。容疑を認めている。
 署によると、男性2人は会社の同僚で、駅構内の現金自動預払機(ATM)の前で並んでいた際、突然襲われた。男は刃渡り約12センチのペティナイフで20代男性を刺した後、逃げた2人を追い掛け、30代男性も切り付けたという。警戒中の警察官がその場で男を取り押さえた。男と男性2人に面識はないとみられる。20代男性は背中に数週間のけがで、30代男性は右太ももに軽傷。
 現場は上野駅中央改札口から100メートルほど離れた浅草口近く。事件を目撃した都内の自営業の男性(34)は「まさか急に人が刺されるなんて思わなかった」と驚いた様子で話した。この男性は同じATMに並んでおり、叫び声で振り返ると、シャツを血でにじませた男性が逃げる様子が見えたという。
 都内の鉄道では、8月に小田急線電車内(世田谷区)で乗客が刺され、東京メトロ白金高輪駅(港区)で男性が硫酸をかけられるなど事件が相次いでいる。
 電車通学する小学1年の息子と帰宅途中だった台東区の女性(44)は「1人で学校に通わせたいが、公共交通は何が起こるか分からない。当分は送り迎えを続けたい」と話した。

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