衆院選 解散から一夜明け 立候補予定者 朝から奔走

2021年10月16日 07時35分

通勤客にチラシなどを手渡す立候補予定者(一部画像処理)=船橋市で

 衆議院の解散から一夜明けた15日、県内でも19日公示、31日投開票に向けて事実上の選挙戦がスタートした。それぞれの立候補予定者は早朝から街頭に立つなど、選挙に向けた動きを本格化。応援弁士も駆け付けた。13の選挙区では計40人前後が出馬に向けた準備を進めている。(保母哲、山口登史、加藤豊大)

◆千葉4区

 4区では九選を目指す立民前職の野田佳彦さん(64)に、自民前職の木村哲也さん(52)が挑む構図となる見通し。元首相の野田さんは保守層も含めた強固な地盤を築いており、木村さんは二回目の挑戦となった二〇一七年の前回衆院選で比例復活している。
 野田さんはこの日午前六時すぎから、船橋市内の東武野田線馬込沢駅前に立った。この駅は4区と13区境に近いことから、同じ立民で13区から出馬予定である前職の宮川伸さん(51)を応援しようと、共に活動。野田さんは通勤客らに、その時々の思いなどをしたためた「かわら版」を手渡しながら、宮川さんと一緒に「おはようございます」「行ってらっしゃい」などと声を掛けていた。
 取材に対し野田さんは「仲間を増やし、政権交代を果たしたい」と、持論の二大政党の実現に向け改めて意欲を見せた。宮川さんは木村さん同様、前回衆院選で比例復活している。
 一方、木村さんは新京成線前原駅前に続き、船橋市地方卸売市場へ。青果物、水産物、関連事業者店舗といった広い市場内を駆け足で回り、チラシや内閣府政務官の名刺を手渡しながら「コロナと経済対策にしっかりと取り組みます」。
 水産物業者らからは「コロナ禍の営業自粛で売り上げが急減したままだ。飲食店には給付金があるのに、私たちには何もなく大変な状況」といった声が次々と寄せられた。こうした訴えに耳を傾けながら、木村さんは「補償などにもしっかりと取り組みます」。さらに「こうした現場の声、地方の声を国政に生かしたい」と二期目への意欲を示した。

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