清流・那珂川の魅力感じて 県なかがわ水遊園で企画展 ミツバヤツメなど川魚展示

2021年10月16日 08時02分

県内での確認例が多いミツバヤツメも展示されている=大田原市の県なかがわ水遊園で

 県東部を流れる那珂川と日本の淡水魚をテーマにした企画展「川物語〜那珂川と日本の魚たち〜」が、大田原市の水族館「県なかがわ水遊園」で開かれている。栃木が誇る清流・那珂川の奥深さと川魚の魅力を三十六種約三百八十点で伝えている。三十一日まで。(原田拓哉)
 水遊園の原点とも言える那珂川のコーナーでは、昨年度、一年がかりで飼育員らが支流を含めた那珂川水系で行った調査結果を紹介している。水中映像などでアユやイワナの生息状況が分かる。調査では、清流度を示す指標生物でもある川虫の採集も行われ、良好な水質であることが改めて分かった。また、県内では初めて体長四センチほどのヌマエビの生息が確認された。
 日本の淡水魚では、国内だけに生息する固有種を取り上げている。西日本や九州で見られるカワヒガイや、全国的にも数が少ない中で大半が県内で確認されているミツバヤツメなどを展示している。
 企画展の目玉の一つが、国の天然記念物に指定されるアユモドキ、イタセンパラ、ネコギギ、ミヤコタナゴの魚四種を一堂に紹介。東日本の水族館では初めての試みという。
 展示担当の石栗巧巳さんは「身近な那珂川の生き物たちや、希少種も多い淡水魚の魅力に触れ、環境や自然について考えてもらえたら」と話す。入館料は高校生以上六百五十円、小・中学生二百五十円。十八、二十五、二十八日休館。問い合わせは同園=電0287(98)3055=へ。

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