「話すだけで行動しない…本当にもどかしい」 英女王、気候変動対策で首脳にいら立ち

2021年10月16日 11時06分

12日、ロンドンのウェストミンスター寺院で、英国在郷軍人会の100周年記念行事に出席するエリザベス女王=AP

 【ロンドン=藤沢有哉】英国のエリザベス女王が、今月末に国内で始まる国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)に関連し、世界の指導者らに「話すだけで行動しない」と不満を示した。英メディアが15日報じた。
 女王は14日に西部ウェールズ議会の開会式に出席。参加者との立ち話がマイクに偶然拾われ「会議に誰が来るのか私はまだ分からない。来ない人だけ分かっている。彼らが話すだけで行動しないのが本当にもどかしい」と語っていた。
 英メディアによると、中国やロシアなどの首脳の出席が確認されておらず、英BBC放送は、女王の発言を「誰が出席するのかまだ分からないという、わずかないら立ちがうかがえる」と分析している。
 女王は長男チャールズ皇太子夫妻、孫ウィリアム王子夫妻とCOP26の一部会合に出席する予定。皇太子は11日のインタビューで、COP26について「協議だけ」で具体的な行動につながらないのでは、との懸念を表明。王子は別のインタビューで起業家に対し、宇宙旅行より地球を救うことに集中するよう提案した。

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