千葉県内13選挙区に39人予定 与党VS野党共闘、構図強まる 衆院選あす公示 

2021年10月18日 07時08分
 衆院選は十九日公示される。県内の十三小選挙区で立候補の動きを見せているのは十七日現在、三十九人。前回二〇一七年衆院選の四十七人より八人減り、自公連立に野党共闘が挑む構図がより強まった、四年ぶりの政権選択選挙となる。投開票日は三十一日で、新型コロナウイルス対策や経済再生策、地方の活性化などが争点だ。(衆院選取材班)
 立候補予定者三十九人の内訳は前職十九人、元職四人、新人十六人。政党別は自由民主党が全選挙区で十三人、立憲民主党が十一人、共産党が四人、日本維新の会が四人、れいわ新選組が一人、国民民主党が一人、NHK党が一人、諸派一人、無所属二人で、未定が一人。
 自民は前回小選挙区で敗れたのは4区(比例復活)のみ。今回は全十三選挙区での勝利が最大目標で、公明党に選挙区で自民候補の支援をしてもらい、比例では自民が各選挙区で公明に票を出す。公明は比例南関東で三議席の奪還を目指す。
 立民前職七人のうち、前回小選挙区の勝利は一人のみ。今回は、前職の一人が公認から漏れ、新人と元職を加えた十一人の布陣で戦う。野党共闘の動きが解散直前に加速し、九選挙区で共産との競合を回避できたことから、小選挙区の当選者増を目指す。
 共産は、6区で立民から出馬予定だった前職の公認が見送られた事態を受け、当初5区を予定していた新人を6区に変更して新たな野党統一候補とした。二選挙区では、比例票の掘り起こしの狙いで、立民と一本化しない。
 維新は、前回は自民として当選した前職が不祥事で離党し今回不出馬となる13区に新人を立てるほか、2区から出馬予定だった新人を注目が高い6区に回し、党勢拡大を目指す。
 れいわ新選組は当初三人を公認したが、九月に8区予定の元職が柏市長選に転出。今月十六日には9区の新人も出馬を取り下げ、立候補は11区の新人一人に落ち着いた。国民民主は5区、NHK党は7区にそれぞれ新人を立てる。

◆小選挙区の区割り

1区 千葉市中央・稲毛・美浜区
2区 千葉市花見川区、習志野・八千代市
3区 千葉市緑区、市原市
4区 船橋市(13区を除く区域)
5区 市川(南部)・浦安市
6区 市川(北部)・松戸市(南部)
7区 松戸(北部)・野田・流山市
8区 柏(旧柏市)・我孫子市
9区 千葉市若葉区、佐倉・四街道・八街市
10区 銚子・成田・旭・匝瑳・香取市ほか
11区 茂原・東金・勝浦・山武・いすみ・大網白里市ほか
12区 館山・木更津・鴨川・君津・富津・袖ケ浦・南房総市ほか
13区 船橋(北部の一部)・柏(旧沼南町)・鎌ケ谷・印西・白井・富里市ほか

◆県内の衆院選小選挙区の立候補予定者

1区 門山宏哲(自前)、田嶋要(立前・比)
2区 小林鷹之(自前)、黒田雄(立元)、寺尾賢(共新)
3区 松野博一(自前)、岡島一正(立前・比)
4区 木村哲也(自前・比)、野田佳彦(立前)
5区 薗浦健太郎(自前)、矢崎堅太●(立新)、椎木保(維元)、鴇田敦(国新)
6区 渡辺博道(自前)、浅野史子(共新)、藤巻健太(維新)、生方幸夫(未定、前・比)
7区 斎藤健(自前)、竹内千春(立新)、内山晃(維元)、渡辺晋宏(N新)
8区 桜田義孝(自前)、本庄知史(立新)、宮岡進一郎(無新)
9区 秋本真利(自前)、奥野総一郎(立前・比)
10区 林幹雄(自前)、谷田川元(立前・比)、梓まり(諸新)、今留尚人(無新)
11区 森英介(自前)、椎名史明(共新)、多ケ谷亮(れ新)
12区 浜田靖一(自前)、樋高剛(立元)、葛原茂(共新)
13区 松本尚(自新)、宮川伸(立前・比)、清水聖士(維新)
※17日時点。比は比例復活。自は自民党、立は立憲民主党、共は共産党、維は日本維新の会、国は国民民主党、れは「れいわ新選組」、Nは「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」、諸は諸派、無は無所属

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