秋元司氏は立候補せず 衆院選東京15区 自民と相談「政党政治を尊重」

2021年10月18日 20時17分
秋元司氏

秋元司氏

 19日に公示される衆院選で、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業を巡る汚職事件で自民党を離党し、9月に東京地裁で懲役4年の実刑判決を受けた秋元司・前衆院議員=東京15区=は18日夕、国会内で記者会見し、立候補しない意向を表明した。秋元氏は控訴し、保釈中。
 同選挙区では自民党が15日に前職と元職の2人の推薦を決め、保守分裂の様相。無所属で立候補を模索してきた秋元氏は会見で、「できれば自民党が候補を立てないで、側面支援をしていただきたいと思っていた。2人を推薦した党の決定を受け止めたい。出馬すれば、(自身が)推進してきた政党政治を否定することになる。混乱を生じさせたくない」と説明。自民党都連の国会議員とも相談して決めたという。一方で「政治活動はこれからも続けていく」と付け加えた。
 東京15区からは秋元氏を除き、自民推薦の2人や野党統一候補の元職、維新新人ら7人が立候補を予定している。
 地裁判決は、秋元氏がIR担当の内閣府副大臣などの在任中、IR事業への参入を目指した中国企業側から、計758万円相当の賄賂を受け取ったと認定。保釈中に知人らとともに贈賄側に偽証を依頼し、報酬の提供を持ち掛けた組織犯罪処罰法違反(証人等買収)罪の成立も認めた。(井上靖史)

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