<新型コロナ>自動車販売 軒並み減 2月 日産24%減、中国依存響く

2020年3月31日 02時00分
 自動車メーカー七社が三十日、それぞれ発表した二月の生産・販売実績によると、新型コロナウイルスの感染拡大の影響などで、国内の販売台数は軒並み前年同月より落ち込んだ。中国国内の工場の稼働停止や部品供給の停滞のあおりで、生産もおおむね減少した。
 トヨタは国内販売が前年同月比7%減の十三万三百六十四台。要因について、昨年十月の消費税増税に伴う反動減が「多少残っているため」と分析し、新型コロナウイルスに関しては「消費者心理の低下による影響は一部あると見ているが、納車遅れなどに伴う影響は二月時点では出ていない」と説明している。生産台数も、中国で工場の稼働が止まったことなどが響き、14%ほど減った。
 日産は販売不振に拍車が掛かり、国内が13・8%減、海外を含めると24・2%減となった。中国市場への依存度が高いため、全体の減少幅も大きくなった。需要低迷に加えて「新型コロナウイルスによるサプライチェーンへの影響」を理由に、国内生産を前年同月比で三割近く減らした。
 ホンダ、スズキ、マツダ、三菱自動車が販売、生産とも前年同月を下回った。SUBARU(スバル)も主力の北米が好調だったため、七社で唯一、世界全体の販売台数を伸ばした。 (生島章弘)

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