与党VS野党共闘の象徴 菅前首相と立民・岡本さんが一騎打ち<衆院選神奈川2区>
2021年10月20日 06時00分
衆院選が19日、公示された。自民前職の菅義偉 前首相(72)と、立民元職の岡本英子さん(57)の一騎打ちとなった神奈川2区(横浜市西区、南区、港南区)。
地元では1年余りで退陣した菅さんを「新型コロナ(ウイルス)で大変な時によくやった」とねぎらう声もある一方、「参謀役のほうが良かった」と見る人もおり、菅さんへの評価が焦点となる。
菅さんは首相としてワクチン接種を加速させたコロナ対応の実績を語り、「安心できる日常を取り戻す一歩を踏み出せた。政策がようやく回り始める時、(自分が)後押ししていく」と訴えた。
岡本さんは午後2時すぎ、南区の選挙事務所での出陣式で8月の横浜市長選に触れ「新しい市長が誕生し新しい風が吹き込んだ」と強調。「神奈川2区で勝つことで安倍・菅政治に終止符を打つことができる。日本の政治の歴史を変えることができる」と語りかけ支援者から大きな拍手が送られた。共産の横浜市議や、横浜市長選で山中竹春市長を支援した横浜港ハーバーリゾート協会の藤木幸夫会長も応援に駆け付けた。(神谷円香、丸山耀平)
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