衆院選公示 候補者最少、舌戦火ぶた 51人出馬 8選挙区で一騎打ち

2021年10月20日 07時13分
 衆院選が十九日、公示され、県内十八選挙区に五十一人が立候補を届け出た。前回衆院選から四年。新型コロナウイルスがまん延するなど社会・経済環境が大きく変わる中、候補者数は小選挙区制開始以降、最少となった。各候補は感染防止に気を配りながら、論戦を繰り広げる。投開票日は三十一日。
 立候補したのは、自民十七人、立憲民主十五人、共産五人、維新七人、国民民主と社民、「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」が各一人、無所属四人。公明党は二〇〇〇年以来、小選挙区で候補者を立ててきたが今回は見送った。共産は立民と候補者の一本化を進めた結果、一七年の前回より七人減った。
 一部の野党が候補者調整をした結果、自民と野党が一騎打ちとなったのは、2、5、7、8、11、13、14、16の八選挙区。「第三極」として勢力拡大を目指す維新やN党なども加えた「三つどもえ」は、1、6、12、15、17、18の六選挙区。3、4、9、10の四選挙区は候補者が四人以上立つ乱戦の構図。
 自民は、離党した無所属前職がいる選挙区に対抗馬を擁立せず、この前職を側面支援する。公明は比例代表の活動に軸を置き、自民の小選挙区候補も応援する。立民は一騎打ちの選挙区で戦いをリードし、県内で多数奪取を狙う。共産と維新はそれぞれ前職一人の当選と党勢拡大を期す。国民、社民、N党は新人候補の初当選を目標とする。自民は11区を除く全員、立民は全員、共産は10区の候補のみが比例代表と重複立候補した。
 最年少は三十歳、最年長は七十三歳、平均年齢は五三・五歳。女性候補は八人にとどまり、構成比は15・7%と、前回より六人減(7・6ポイント減)。半数には遠く及ばなかった。
 期日前投票所は二十〜三十日午前八時半〜午後八時、各市区町村の役所・役場や商業施設など百六十九カ所に設けられる。投票所によって期間と時間帯が異なる場合がある。三十一日の投票日は午前七時〜午後八時。期日前も含め、各自治体から届く「投票の案内」を持参しなくても投票可能。新型コロナウイルスに感染した有権者は「特例郵便等投票」の制度を利用できる。(志村彰太)

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