衆院選公示 7選挙区に19人立候補 3選挙区で自民、野党系一騎打ち

2021年10月20日 07時16分
 衆院選は十九日に公示され、県内七選挙区には十九人が立候補を届け出た。野党第一党の立憲民主党と共産党などが協力する「野党共闘」が県内でも進展し、与野党対決構図が鮮明になっている。新型コロナウイルス禍で初の大型国政選挙となり、コロナ対策や経済再生のほか、県内では日本原子力発電東海第二原発の再稼働問題を含むエネルギー政策も大きな争点だ。(長崎高大、保坂千裕、出来田敬司、林容史)
 候補者数は前回二〇一七年の二十二人から三人減り、小選挙区比例代表並立制が導入された一九九六年衆院選以降で最も少なかった。内訳は前職十人、元職二人、新人七人。政党別では、自民党七人、立憲民主党四人、日本維新の会三人、共産党二人、国民民主党一人、無所属二人。七選挙区に候補者を立てた自民は、全員が比例復活当選を含めた前職。公明党は、5区を除く各選挙区の自民候補に推薦を出した。県内で衆院選に初めて臨む立民は2、3、6、7区に候補者を擁立した。
 公示直前に最大野党の民進党が立民と希望の党に分裂し、野党系候補が乱立した前回二〇一七年から一転、今回は、東海第二原発が立地する東海村を抱える5区以外で野党共闘が成立。2、6区は自民と立民、1区は自民と野党系無所属がそれぞれ一騎打ち。3、7区は自民、立民、維新、4区は自民、共産、維新の候補でそれぞれ三つどもえ。県内最多四人が立候補した5区は、自民、国民の前職の争いに、国民の原発容認姿勢に反発した共産新人と、無所属新人が加わる。
 男女の候補者数をできる限り均等にするよう政党などに求める「候補者男女均等法」が施行されて初めての衆院選でもある。県内では十七人が政党の公認候補で、女性は約三割の五人(自民二人、共産二人、維新一人)となっている。
 投票日は三十一日で即日開票される。
 県選管が十八日に発表した同日現在の選挙人名簿登録者数は二百四十二万三百十八人(男性百二十万七千六十二人、女性百二十一万三千二百五十六人)。在外選挙人名簿登録者数は千五百二十人(男性六百六十八人、女性八百五十二人)。県内小選挙区で最も少ないのは5区の二十四万二千二百九十八人、最多は6区の四十五万五千六百五十三人で、両選挙区の一票の格差は一・八八倍になった。

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