目指せゲームクリエーター 来年1月、足利市が高校生向け講座 コーエーテクモが実践指導

2021年10月21日 07時39分

ゲーム制作講座の募集チラシ(足利市提供)

 足利市は二十日、同市創業の「コーエーテクモホールディングス」との包括連携事業第一弾として、ゲーム制作スタッフを講師に招き、高校生向けゲーム制作講座を来年一月二十二日に開催すると発表した。同社の社会貢献活動「まちの先生」事業の一環。スタッフ派遣は本社がある横浜市に次いで全国二カ所目。才能あふれるゲームクリエーターの育成へ期待が膨らむ。(梅村武史)
 講師を務めるのは、歴史シミュレーションゲーム「信長の野望」や「三國志」などのシリーズ作品を手掛ける同社のグループ会社スタッフ。ゲームプランからプログラム、サウンド、CGなどゲーム制作に必要なノウハウや知識を現場のプロが実践的に指導する。

ゲーム「三國志」をテーマにした横浜市の啓発ポスター(足利市提供)

 市内在住在学の高校生が対象。担当者は「プロのゲームクリエーターと触れ合う貴重な機会。若い才能が開花することを期待している」と話す。
 講座は午後一時からと午後三時半から。定員各三十人。来月二十二日から十二月十日までの間に市ホームページにある応募フォームで申し込む。多数の場合は抽選。
 また、市は同社の新作ゲーム「信長の野望・新生」(来年発売予定)とコラボした交通安全ポスターを作ることも発表した。戦国武将に添える交通安全のキャッチフレーズを市民から募集する。応募期間は来月一〜三十日。詳細は市ホームページで紹介している。十種各千枚を作り、来春から市内各所に掲示する。早川尚秀市長は「交通安全意識の醸成に期待している」と話した。同社は二〇一五年、横浜市とコラボし、ゲーム「三國志」をテーマに啓発ポスターを作っている。
 同社の襟川陽一社長(70)=プロデューサー名シブサワ・コウ=は同市出身で、一九七八年に前身会社を市内で創業。現在は世界十一拠点で社員約二千五百人を抱える大手ゲームメーカーに成長させた。同社は九月、足利市とまちおこしに関連する幅広い分野で連携する協定を結んでいる。

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