トヨタ欧州拠点 生産がストップ ロシアも一時停止

2020年3月31日 02時00分
 トヨタ自動車は三十日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ロシアの工場での生産を同日から四月三日まで停止することを明らかにした。また、すでに操業を停止している英国やフランスなど欧州六カ国の工場の再開時期について、最短で四月二十日以降とすることも決めた。ロシアの停止でトヨタの欧州拠点のすべての工場がストップすることになる。
 一連の稼働停止は新車需要の急激な低下と、従業員らの感染防止対策などが理由。トヨタはこれまで、英国とフランス、トルコ、チェコ、ポーランドの各工場は稼働再開時期を未定とし、ポルトガルの拠点は三月十六日から二週間、停止するとしていたが、早期の再開は困難と判断した。
 トヨタは欧州でハイブリッド車(HV)の販売が堅調で、二〇一九年は欧州全体で約七十八万台(前年比0・4%増)を生産した。
 トヨタは四月三日から国内の一部工場で生産ラインを止めるほか、北米や東南アジアなどでも操業停止が拡大しており、業績への影響は避けられない情勢だ。

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