新型コロナワクチン追加接種、異なるメーカー製でもOK 米食品医薬品局

2021年10月21日 19時58分
モデルナ製の新型コロナワクチン

モデルナ製の新型コロナワクチン

 【ワシントン=吉田通夫】米食品医薬品局(FDA)は20日、新型コロナウイルスワクチンの追加接種について、当初と異なるメーカーのワクチンを選択することを認めた。また、モデルナ製とジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製のワクチン接種者の一部に対しても対象年齢の制限などを設け、追加接種を承認した。
 FDAはこれまで、追加接種は当初と同じワクチンを選択するよう求めてきたが、異なるメーカーのワクチンを接種した場合も安全性の懸念は確認されなかったとした。
 効果面では、特にJ&J製で高い効力が期待されている。国立衛生研究所(NIH)がFDAに提出したデータによると、同じJ&J製を追加接種すると抗体が4倍になったが、ファイザー製だと35倍、モデルナ製では76倍になったという。J&J製は1回接種型で、2回接種型のファイザー製やモデルナ製に比べて効果が低いとの指摘があった。
 当初にファイザー製とモデルナ製を受けた人が異なるワクチンを追加接種した場合は、効果に大きな差はみられなかった。
 一方、FDAは初めにモデルナ製を2回接種した人のうち、65歳以上の高齢者や重症化リスクの高い人らを対象に、2回目の接種から6カ月たってからの追加接種を承認。J&J製の接種者については18歳以上を対象に、1回目の接種から2カ月たってから追加接種することを認めた。
 ファイザー製については65歳以上の高齢者らを対象に追加接種が始まっており、米国内で利用されているワクチン3種類すべてで追加接種が認められたことになる。

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