衆院選 消毒の負担軽減へクリップ鉛筆活用 足利市選管、市長選の経験生かす

2021年10月22日 08時23分

投票用クリップ鉛筆について語る市選管職員=足利市役所で

 栃木県足利市選挙管理委員会は、投票用の筆記具をすべてゴルフのスコア記入などに用いられる使い捨てのクリップ鉛筆にし、投票所作業に臨む。新型コロナウイルス対策として職員が一本一本手作業でしていた鉛筆の消毒作業が省け、余裕を持って投票所の運営ができるという。
 各投票所の出口付近に箱を置いて回収した使用済みのクリップ鉛筆は、後日一括洗浄して、次の選挙で再利用する。クリップ鉛筆は市選管で十万本を約三十万円で一括購入し、今年四月の市長選から導入。効果は実証済みだ。
 市選管の倉上豊治事務局次長は「職員の負担が軽くなり、細かいところに目を配れる。より柔軟なコロナ対応が可能です」と話す。
 県内では昨年十一月の知事選で新型コロナウイルス感染拡大中の大型選挙を経験。各市町の選挙管理委員会が投票所の換気や消毒、マスク着用の徹底などの感染防止策を講じた。
 投票時の混雑を避けるため、期日前投票所や投票日の投票所の混雑状況をホームページなどで広報する市町選管もあったといい、県選管の担当者は「衆院選も知事選の経験が生かされる。期日前投票も活用して投票の分散化に協力してほしい」と話している。(梅村武史、小川直人)

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