衆院選 静岡5区 主な候補者の横顔(届け出順)

2021年10月22日 08時40分

◆細野豪志 50 無前<7>
 政治の原点 忘れず

 大学生の時に阪神大震災のボランティアを経験し、縦割り行政と法律の壁を目の当たりにしたのが政治家を志した原点だ。
 滋賀県出身。二十八歳の時、落下傘候補として、三島市に。リュックを背に歩いて当時の選挙区だった伊豆半島を回った。「皆さんにゼロから育ててもらった」と感謝の思いは強い。最近、その時の支援者に「原点を忘れるな」と声をかけられた。「その声に応えなければならない」
 東日本大震災は民主党政権で、原発事故担当相を担った。以来、福島通いを続ける。Jヴィレッジでサッカーができるようになり、震災後に開校した、ふたば未来学園から卒業生が巣立っている。「本当によく、ここまできた」。今年二月には当時を検証する共著を出版した。
 趣味は囲碁、落語、演劇。「でも、選挙となると趣味はやらないんです」

◆小野範和(おの・のりかず)さん(48) 立新
 母の影響 政治志す

 銀行員を二十四年務めた。「雇用と働く人を支えたい」との思いで三和銀行(現三菱UFJ銀行)に入行。大阪・梅田の支店で融資を担当し、本社でシステム開発や企画に携わった。
 株価は上昇を続けるのに、給料は上がらない。非正規労働者も増えた。景気が悪くなるとリストラ。「これは違う」。政府の経済政策に疑問を感じ「より広く社会のために働きたい」と政治家を志した。
 伊豆の国市長を二期務めた母登志子さんの影響もある。企業誘致で働く場をつくり「人を大事にする姿勢」を示してくれた。尊敬する政治家は「心の中で母」と照れくさそうに笑う。
 座右の銘は「Do the right thing」。行員だった時の上司の言葉。「迷ったときには正しいことをしようと思った」。趣味は料理。ハーブも育てる。「バジルでパスタを作ると、おいしいですよ」

◆吉川赳(よしかわ・たける)さん(39) 自<前><2>
 政務官経験 生かす

 前回選は小選挙区で敗れ、比例復活もかなわず、約一年半後に繰り上げ当選で国政復帰を果たした。浪人期間も、変わらず支えてくれた支援者への感謝の思いは強く「期待してもらえるありがたさと、期待に応える重要さを学んだ。大きな財産になった」と語る。
 繰り上げ当選後の約一年間、菅内閣で内閣府大臣政務官を務めた。孤独・孤立問題や宇宙、食品安全など、仕事は多岐にわたり、政治課題の多様さを肌で感じた。
 5区の立候補者の中では最年少だが「政府の一員として国会に当たった経験を有権者に訴え、頼れる候補者になっていきたい」。同僚議員からはムードメーカーとの呼び声が高い。
 趣味は料理。新型コロナウイルス禍で自宅にいる時間が増え、腕前にも磨きがかかった。得意料理はマーボー豆腐。妻と娘二人と四人暮らし。

◇5区の立候補者

細野豪志 50 無前<7>
小野範和 48 立新 
吉川赳 39 自<前><2>
千田光 43 諸新 

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