衆院選茨城 候補者の横顔2区

2021年10月22日 08時36分
 届け出順。投票日基準の年齢、党派、前元新(<前>は比例代表での選出)、当選回数、推薦。

◆2区

額賀福志郎(ぬかが・ふくしろう)氏(77) 自前<12>公
「「大道を行く」信条に」

 八人きょうだいの末っ子で、父親から「高校卒業後は独立しろ」と言われて育った。当時は家庭の事情で高校すら行けない友人も多く、「向上心を持つやつらが何で学校に行けないんだ」と疑問を感じたことが、社会に目を向けるきっかけになった。
 早稲田大在学中、現地でアルバイトをしながら一年半、南米を旅して歩いた。各国を見て回るうちに、和を重視する日本社会の良さを再認識。「自由な発想で競い合う中で、弱い立場の人とも共同で社会を営むのが、日本型の資本主義だ」と持論を語る。
 卒業後は新聞記者、県議を経て、一九八三年の衆院選で初当選。十二回の当選を重ね、防衛庁長官や自民党政調会長、財務相などを歴任した。政治家としての信条は、脇道にそれず「大道を行く」ことだ。
 今年六月、新型コロナウイルスに感染。幸い重症化はしなかったが、「身をもって感染症の恐ろしさを体験しただけに、対策の重要さは理解している」。ワクチン接種の加速と医療体制の充実を第一に訴える。
 趣味は歴史小説を読むこととウオーキング。最近は一日七千〜八千歩を目標に歩いている。

藤田幸久(ふじた・ゆきひさ)氏(71) 立元<2>
「NGOで世界を奔走」

 慶応大卒業後、紛争解決に取り組む国際NGO「MRA(道徳再武装)」に入り、約四十カ国でボランティア活動に携わる。一九七九年には、インドシナ難民を支援する日本発の国際NGO「難民を助ける会」の創設メンバーとなった。
 九六年の衆院選で初当選し、国際NGO出身で初の国会議員に。衆院比例東京ブロックと参院茨城選挙区で二回ずつバッジを着けた。「理想主義・現場主義の政治家」を自認する。
 日立市出身で、中高時代は水戸市で過ごした。高校生の時、県議会を舞台に「黒い霧事件」と呼ばれる汚職事件が起き、「茨城は古い体質の政治が残っている」と感じたことが、政治家を志した第一歩だった。
 尊敬する人物に「インド独立の父」の名前を挙げる。「ガンディーの無抵抗主義は相当な胆力と精神力、現実的なアイデアがないとできない。あのくらいの迫力をもって、今の自公政権を倒さなくては」
 2区での立候補を決めた後、昨年二月から鉾田市に住む。趣味はスポーツ観戦。元サッカー少年で、茨城大付属中学校時代は県大会で準優勝した経験も。茨城の地酒を愛する。

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