進化系!こだわり弁当箱 環境に優しい/保温機能付き/食べる時炊飯

2021年10月22日 10時25分

ペットボトルを再生した樹脂を使った弁当箱などが並ぶ売り場=名古屋市のロフト名古屋で

 新型コロナウイルスの感染拡大を機に、職場などに手作りのお弁当を持参する人が増えているようだ。環境に優しい素材でできていたり、その場でご飯が炊けたりと、お弁当箱も進化している。中身だけでなく、入れ物にもこだわって毎日のランチタイムを楽しんでみては。 (佐橋大)
 名古屋・栄にあるロフト名古屋の弁当箱売り場には、約四百種類の商品がずらり。担当スタッフの加藤由利子さんは「コロナ禍を受けて抗菌仕様のものが増えた」と話す。昨春の一回目の緊急事態宣言で約一カ月間、臨時休業して以降、他のコーナーに比べて、弁当箱売り場は客足の戻りが良く、コロナ下の需要拡大を感じているという。
 特に目を引くのは、上ぶたが竹製の弁当箱。本体はペットボトルを再生した樹脂製だ。今月入荷した新商品で、「見た目のおしゃれさと、環境に配慮した点が人気なのか、よく売れている。素材の持つ温かみもいいのかも」と加藤さん。木製の「曲げわっぱ」もコロナ禍前から根強い人気を誇るという。

秋冬にお薦めの保温機能のある弁当箱=名古屋市の東急ハンズ名古屋店で

 食品メーカーのデルソーレ(東京)が五月、二十〜四十代の働く人三百人を対象に行った調査では、約三割の人がコロナ禍以降、弁当を持って行くようになったり、回数が増えたりしたと回答。その理由を複数回答で尋ねると、「節約のため」「感染対策で外食を減らしている」「ランチ提供の店が減ったり、席数が減って入りにくくなったりした」の順に多かった。
 一方、名古屋・名駅の東急ハンズ名古屋店のキッチン担当スタッフ、中村麻里子さんは「テレワークで弁当を持って行く機会が減った人もいるのでは」と指摘。緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の解除に伴い、弁当箱の売れ行きも良くなることを期待する。
 中村さんによると、コロナ禍前から、弁当箱を買いに来るのは若い女性が多く、おしゃれな色合いの商品が売れ筋。気温が下がってくるこれからの時期は、ご飯やおかず、汁物を温かい状態で持ち運べるランチジャーやスープジャーといった保温機能のある商品がお薦めという。
 電動アシスト自転車などを製造、販売するカイホウジャパン(東京)は、〇・五〜一合の米が最短十七〜二十分で炊ける弁当箱サイズの炊飯器を開発。二月から同社直販サイト=社名で検索=などで販売している。重さは一般的なノートパソコンよりも軽い八百六十グラム。米を炊く釜の内側に付属の容器をセットすれば、炊飯と同時におかずの温めもできる。小竹海渡(かいと)社長(32)は「職場でも手軽に炊きたてのご飯が食べられる」とアピールする。

弁当箱のように持ち運べる小型炊飯器(カイホウジャパン提供)


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