福島第一原発事故の放射性物質を含む「指定廃棄物」の搬出始まる 保管農家から処理施設へ集約

2021年10月22日 18時45分
重機で指定廃棄物をトラックに積み込む作業員=栃木県那須塩原市で

重機で指定廃棄物をトラックに積み込む作業員=栃木県那須塩原市で

 東京電力福島第一原発事故で発生した放射性物質を含み、栃木県内6市町の農家が保管する「指定廃棄物」を運び出す作業が22日、同県那須塩原市内の保管農家で始まった。市内のごみ処理施設に暫定的に集約する。農家の負担軽減のため6市町ごとに暫定集約することが決まっているが、具体化したのは那須塩原市が初めて。
 同市内では農家53戸が計1216トンを保管、この日は1戸の農家から約1.5トンが搬出された。
 環境省によると、市内の全保管農家からの搬出は来年12月ごろまでに終える見通し。放射性物質が1キログラム当たり8000ベクレルを超える約2割はごみ処理施設で保管し、8000ベクレル以下は一般のごみに混ぜて焼却処分する。(小川直人)

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