米バイデン大統領、台湾防衛は「義務」と明言 中国は反発

2021年10月22日 21時05分
バイデン大統領=21日、米国メリーランド州ボルティモアで(AP)

バイデン大統領=21日、米国メリーランド州ボルティモアで(AP)

 【ワシントン=金杉貴雄、北京=坪井千隼】バイデン米大統領は21日、CNNテレビが東部メリーランド州ボルティモアで主催した住民対話集会で、中国が台湾を攻撃した場合、米国は台湾を防衛するかと司会者に問われ「そうだ。われわれはそうする義務がある」と明言した。
 台湾の防空識別圏に多数の戦闘機を進入させるなど軍事的圧迫を強める中国をけん制した形だが、台湾有事の場合の対応に関する明言を避けてきた米歴代政権の「あいまい戦略」から逸脱する発言。
 バイデン氏は8月にも、米国は日本や韓国への防衛義務があると語る中で「台湾も同じだ」と発言。直後に米政府高官が「(あいまい戦略をとってきた)米国の台湾政策に変更はない」と政策転換を否定した。
 中国外務省の汪文斌おうぶんひん副報道局長は22日の記者会見で「台湾は中国の不可分の領土であり、いかなる外部の干渉も容認しない。中米関係と台湾海峡の安定を害してはならない」と反発した。

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