衆院選千葉 候補者の横顔6区、7区

2021年10月23日 07時39分
 届け出順。氏名(敬称略)、投票日基準の年齢、党派、前元新(<前>は比例代表での選出)、当選回数、推薦。

◆6区

藤巻健太(ふじまき・けんた)(38) 維新
「若い世代で底上げ」

 銀行員、参院議員秘書時代から、国政での金融経済の議論の必要性を強く感じてきた。「資源もなく国力も弱まる中、日本は金融立国を目指すべきだ」。過去二度は2区から出馬したが、今回は6区で挑む。
 訴えの柱に掲げるのは、「金融教育」の充実。国会での二十〜三十代の議員の少なさを指摘し、若者が政界を目指しやすい環境づくりにも意欲を示す。「若い声を国会に届け、若い世代で日本を底上げしたい」
 趣味はサッカー観戦。旅行も好きで、学生時代は東欧放浪旅のほか、モンゴルでは草原を馬で旅した。

渡辺博道(わたなべ・ひろみち)(71) 自前<7> 公
「新しい時代を構築」

 コロナ対応で政権与党への逆風を感じている。「さりとて、他の政党に政権を担う能力があるのか。コロナで時代は変わった。新しい時代を自公がしっかりと構築する」と力を込める。
 市議だった父の影響を受け、大学院修了後、松戸市役所入庁。県議を経て国政に転じたが、その原点は「地域」。「皆さんが生まれ育ったところで、安心して暮らせるように全力で取り組む」と肝に銘じる。
 障害者の能力を輝かせようと、ボーイスカウト県内唯一の障害児団の会長を長く務める。趣味のカラオケは目下、コロナで封印中。

浅野史子(あさの・ふみこ)(51) 共新
「誰もが大切の社会」

 三人の子育てをしながら「周りにもストレスを抱えている子ども、生活に困っている人が多い」と実感。「子どもが健やかに育ち、誰もが大切にされる社会にしたい」と力を込める。
 中学生のとき、テレビで土砂崩れ災害の映像を見て「自然の恐ろしさと人間の無力さを感じた」と、土木工学を学ぶため木更津高専へ進学。土木技師として木更津市役所で働いた。国政選挙は十回目となり、今回は6区から挑む。
 「土いじりが好き。鉢植えで四季折々の花を楽しんでいます」。クラシックギターも習得中という。

生方幸夫(うぶかた・ゆきお)(74) 無<前><6>
「4つの「守る」訴え」

 命、暮らし、環境、憲法。四つの「守る」を公約に掲げ、政権交代を訴える。貧困層が増え、感染者も入院できないコロナ対応に「国民の命と暮らしを守れない政権は変えるしかない」と力を込める。
 経済評論家として多くの著作を世に出したが、「政治家になって実現させたい」と、四十九歳で転身。「この三十年間、全く賃金が上がっていない。最大の経済対策は賃上げ」とコロナ対策とともに所得対策を重要課題に位置付ける。
 動物愛護活動はライフワーク。動物福祉法の制定を目指している。

◆7区

内山晃(うちやま・あきら)(67) 維元<3>
「腐った政治を直す」

 国政を離れて九年。引退も考えたというが、民意に反する「安倍・菅政治」が看過できなかったという。「腐った政治を直したい」と立候補を決意した。
 社会保険労務士として年金行政の改革は生涯のテーマ。二〇〇七年の消えた年金記録問題では、専門家として国会で追及、制度の不備を明らかにした。人生百年時代を見据え、「今は現役世代も年金世代も生活が苦しい。暮らせる年金制度に変えていきたい」。
 趣味はバイク。ハーレーを所有し、仲間と月一回のツーリングは「不要不急で自粛中」という。 

斎藤健(さいとう・けん)(62) 自前<4> 公
「危機対応できる党」

 財政赤字や少子化問題などを挙げ、「コロナ対策は当然。その後に直面する山積した課題や危機に対応できるのはどの政党か」と自民党への支持を訴える。
 通産官僚時代、国益がぶつかり合う政治の現場を体験し「このままでは溺れた子どものように日本は流されてしまう」と政治家を志した。党内きっての政策通として知られ、特に環境、エネルギー政策はライフワークとして取り組む。
 読書は歴史本。「国会議員たるもの、日本の起源を知らなければ」と手に取って以来、歴史の面白さにはまったという。

竹内千春(たけうち・ちはる)(53) 立新
「弱い人に寄り添う」

 短大の教員時代、会社でセクハラ被害にあった教え子から相談を受けた。「弱い立場の人に寄り添うには法律の知識が必要」と三十五歳で法科大学院に進み、四十一歳で弁護士に。 
 不当解雇された労働者、DVに遭いながら離婚に踏み切れない母親。依頼者の声を聞く中で「社会を変えていかなければ、同じ苦しみが繰り返される」と政治の世界に飛び込む決意をした。「理不尽にあきらめず立ち向かう」と訴える。
 小学校から高校までバレーボールに打ち込み、米国留学中は大学の強豪チームでプレーした経験も。

渡辺晋宏(わたなべ・くにひろ)(36) N新
「日本の農業を守る」

 七月に「農業党」を立ち上げ、代表に就任。諸派党構想を提唱するNHK党の公認を受けた。「内需の落ちている日本の農業を守りたい」と訴える。
 約十一ヘクタールの農地で米栽培に取り組む農家の三代目。生産から販売まで手掛ける農業会社を経営する。後継者問題など直面する諸問題に対し「インターネットで全国の農家をつなぎ、活性化を図りたい」。農協だけに頼らない、新たなネットワークづくりを目指す。
 趣味は草野球。甲子園を目指した高校時代は主将を務めた。好きな言葉は「何でも勉強」。

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