取手市、期日前で交付ミス 1人の点字投票無効に

2021年10月23日 07時48分
 県選挙管理委員会は二十二日、取手市内の期日前投票所で視覚障害のある男性に対し、衆院選小選挙区の投票用紙を渡すべきところを誤って、最高裁判所裁判官の国民審査の投票用紙を交付し、投票させるミスがあったと発表した。男性に国民審査の投票用紙は再交付されず、投票は無効になる見込みという。
 県選管や同市によると、二十一日午前十時すぎ、JR取手駅前窓口隣期日前投票所で、男性が点字での投票を希望。担当する市の男性職員(51)が「小選挙区の投票です」と伝えて国民審査の点字投票用紙を渡し、男性は点字で打刻して小選挙区の投票箱に入れた。
 職員が引き続き、比例代表の投票用紙を交付しようとした際、小選挙区の投票用紙が手元に残っていることに気付き、交付ミスが発覚した。その後、男性は小選挙区と比例代表の点字投票を済ませた。
 県選管は複数の職員で確認しなかったことが主な原因とした。同市の鈴木文江総務部長は「あってはならないミス。注意力の欠如と確認不足で、反省している」と陳謝した。(林容史)

関連キーワード


おすすめ情報

茨城の新着

記事一覧