衆院選 投票所に持ち帰り用鉛筆 太田市がコロナ対策で安心PR

2021年10月24日 08時18分

期日前投票所に置かれた持ち帰り用の鉛筆=太田市役所で

 衆院選の新型コロナウイルス感染防止対策で、群馬県太田市は、投票所で投票用紙に候補者名などを記入する鉛筆を回収せず、有権者に持ち帰ってもらう取り組みを行っている。
 使い回しをしないことで感染を防ぎ、安心して投票所に来てもらう目的。コロナ収束の願いと感染防止の啓発を込めて「さよならコロナ」と記した特注の鉛筆十万三千本を発注した。
 だが投票日が予想より早まったため納品が二十日からの期日前投票に間に合わず、急きょ、代用で抗ウイルス機能があるという鉛筆一万本を購入。市職員が一本ずつ削り、何とか準備を整えた。市は特注品の納品前倒しを業者に依頼し、二十二日から本来予定していた特注鉛筆を投票所で配布している。
 市選挙管理委員会によると、特注品は投票率を約六割と想定して発注。キャップ付きで事業費は計約三百万円。代用品は鉛筆とキャップで計約三十八万円。四月の市長選では有権者が使った鉛筆を回収して職員が消毒し、再利用していた。
 鉛筆を職員が削る手間はあるが、市選管担当者は「職員が投票所で選挙事務に集中できる。何より有権者に安心して投票してもらいたい」と話した。(石井宏昌)
衆院選2021
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