松山英樹が米ゴルフツアー7勝目「応援がこんなに力に変わるとは」 日本開催のZOZOチャンピオンシップで 

2021年10月24日 18時54分
優勝トロフィーを手に笑顔の松山英樹=いずれも千葉・アコーディア習志野CCで

優勝トロフィーを手に笑顔の松山英樹=いずれも千葉・アコーディア習志野CCで

  • 優勝トロフィーを手に笑顔の松山英樹=いずれも千葉・アコーディア習志野CCで
  • 18番イーグルで優勝を決め、ガッツポーズの松山英樹
 米男子ゴルフツアーで唯一、日本開催のZOZOチャンピオンシップ最終ラウンドが24日、千葉・アコーディア習志野CC(パー70、7041ヤード)で行われ、2位に1打差の単独首位でスタートした松山英樹(29)=LEXUS=は、2イーグル、3バーディー、2ボギーの65で通算15アンダーまでスコアを伸ばし、2位に5打差で圧勝。賞金179万1000ドル(約2億300万円)を獲得した。

◆ウッズに敗れた2年前のリベンジ

 西日が差す最終18番グリーン。第2打がピンまで3メートルに寄ったのを見届け、松山はゆっくりと歩き出した。ギャラリーの大歓声で確信する。「勝てる」と。この日2つめのイーグルパットを沈め、両拳を突き上げた。出入りの激しい1日も、終わってみれば2位に5打差をつけての米ツアー7勝目。「状態はよくなかった。応援がこんなに力に変わるとは」とほほ笑んだ。
 前日までの1打差のリードはあてにできない。攻め続けるも、序盤は惜しいパットが続く。迎えた6番(パー5)。第1打で右の池を越え、フェアウエーに置くと、2オンに成功。ピンまで10メートル余のイーグルパットは、するするとカップに吸い込まれた。
 だが、歯車はなかなかかみ合わない。直後の8番で痛恨の3パットをたたき、ボギー。9、10番はパーセーブしたものの、同組のトリンゲールがバーディーを重ね、一時は首位を明け渡した。
 2年前、ここでタイガー・ウッズ(米国)に優勝争いで敗れてから、目標はずっと「順位をもう1つ上げる」。唯一日本で開催される米ツアー大会に、並々ならぬ思いがあった。
 「抜かれることは想定していた。そこから良いプレーをしないと勝てないことも」。11番は10メートル以上、13番は3メートルの下り、15番は5メートル…。後半、ライバルたちがスコアを落とすのをよそに、難しいバーディーパットを決めきった。
 日本のファンの前だからこそ残せた結果で終わらせるわけにはいかない。「きっかけがつかめそう。次につなげたい」。米国で安定した強さを見せるため、ここは通過点でしかない。(兼村優希)

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