自民、広がる懸念の声「首相交代効果小さい」 衆院選前哨戦、参院静岡補選で敗北

2021年10月25日 00時14分
岸田文雄首相

岸田文雄首相

 与党内では24日、岸田政権発足後初の国政選挙となった参院静岡、山口両選挙区補欠選挙を巡り、静岡での敗北に関し「岸田文雄首相に交代した効果は小さいことが明らかになった」(自民党ベテラン議員)として、31日に迫った衆院選への影響を懸念する声が一気に広がった。
 自民党の遠藤利明選対委員長は、首相が補選告示後に2回にわたり静岡入りしたことに触れ「首相は戦い抜く決意を示した。必ず衆院選に素晴らしい結果となって表れる」と党本部で記者団に語った。
 ただ、閣僚経験者は「危機感は強まった。補選の敗北は、衆院選への引き締め材料とするしかない」と述べた。閣僚の一人は「与党内で『岸田首相で戦えるのか』といった声が大きくなり、今後失速しないようにしないといけない」と指摘。若手は「首相の初陣で水を差された」と悔やんだ。
 公明党の西田実仁選対委員長は「結果を真摯に受け止める」とし、衆院選に向け態勢を立て直すとの談話を発表した。(共同)

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