<新型コロナ>NY株反落915ドル安

2020年3月28日 16時00分
 【ニューヨーク=共同】二十七日のニューヨーク株式市場のダウ工業株三十種平均は大幅反落し、前日比九一五・三九ドル安の二万一六三六・七八ドルで取引を終えた。新型コロナウイルスの感染拡大が続き、経済活動に対する悪影響への懸念が強まった。
 米国の大型経済対策への期待感から前日までの三日続伸で、上昇幅が四〇〇〇ドル近くに達したため、目先の利益を確定させる売りもあった。週間の上昇率は12・84%に達し、米調査会社ファクトセットによると、一九三八年六月以来、約八十二年ぶりの大きさを記録した。
 ハイテク株主体のナスダック総合指数は二九五・一六ポイント安の七五〇二・三八と反落した。
 この日は取引開始直後から売りが先行し、下げ幅は一時、一〇〇〇ドルを超えた。三月のミシガン大消費者信頼感指数が市場予想を下回ったことも嫌気された。米議会下院の大型経済対策法案の可決が好感され、下げ幅を縮める場面もあったが、引けにかけて売りが再び強まった。
 銘柄別では、政府による救済期待から四日続伸したボーイングが下げた。今回の経済対策から除外されたと伝わった客船会社は先行きが懸念され下落した。

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