春日部市長に岩谷さん 「草の根選挙」で初当選

2021年10月26日 07時17分

支援者とともに当選を喜ぶ岩谷さん(中央)=春日部市で

 二十四日投開票された春日部市長選は、無所属新人の元市議岩谷一弘さん(55)が、無所属現職の石川良三さん(70)=自民、公明推薦=ら三人を破って初当選した。投票率は44・45%(前回49・94%)だった。五選を目指した現職が破れ、人口減少などの課題を抱える市政運営に、変化や刷新を期待する結果となった。
 岩谷さんは、石川さんとの一騎打ちの末に、五票差で惜敗した前回の雪辱を果たし、選挙事務所で支援者と喜びを分かち合った。取材に「四人の候補が出て市民に選択肢が広がったが、大きな政党や組織の推薦も受けず、草の根の選挙ができたことが勝因。民意の勝利だ」と述べた。 
 選挙戦では市長給与を50%カットし、新型コロナウイルス対策に充てることや、人口減少対策として子育て世代を呼び込むため、子どもの学力向上に取り組むことなどを掲げた。 
 石川さんは四期十六年の実績を掲げ、自民、公明の推薦も受けたが支持が伸び悩んだ。ともに無所属新人の元市議古沢耕作さん(52)、元小学校教諭角田妙子さん(69)=共産推薦=も及ばなかった。(大沢令)

◇確定得票

(当)39,319 岩谷一弘 無新<1>
   31,569 石川良三 無現
    8,462 古沢耕作 無新
    7,758 角田妙子 無新

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