投じる 未来への1票 18歳の有権者が投票 江戸崎総合高に臨時投票所

2021年10月26日 07時19分

期日前投票所で初めての一票を投じる大友美咲さん=稲敷市で

 茨城県立江戸崎総合高校(稲敷市)に二十五日、衆院選の期日前投票所が設置され、市内在住で十一月一日までに十八歳になる生徒六人が一票を行使した。
 稲敷市選挙管理委員会が、若者に選挙を身近に感じてもらい投票率アップにつなげようと提案。学校側も、生徒に主権者として一票の重みを知ってもらえればと快諾した。開設はこの日一日のみ。
 生徒たちは放課後、投票所となった校内の同窓会館を訪れた。新型コロナウイルス対策のため、手を消毒後に入室。入場券や生徒手帳を示して投票用紙を受け取ると、一人分ずつ空けた記載台で間違いがないよう注意しながら記入し、衆院選の小選挙区(茨城3区)と比例北関東ブロック、最高裁裁判官国民審査の三つの投票を済ませた。
 投票所に一番乗りして、投票箱に何も入っていないことを確かめる「ゼロ票確認」に立ち会った大友美咲さん(18)は「初めての投票でした」と緊張した様子。誰に一票を託すかを決めるに当たっては「コロナ禍で何を一番大事にするのか、各候補者の主張を調べた」。学校では農業を学んでいるといい、「農業政策で共感できる候補者もいた。安定して働ける環境をつくってほしい」と期待した。
 後藤光彦校長は「(投開票日の)日曜日にアルバイトをしている生徒もおり、(平日の)学校帰りに投票できることは意義がある。生徒たちは、自分が学んでいる分野を政治と結び付けて考え、投票したのでは」と話していた。
 選挙権年齢は、二〇一六年の公職選挙法改正で十八歳以上に引き下げられた。(林容史)

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