JR東海、差し止め請求棄却を求める リニア工事訴訟

2021年10月27日 07時21分
 JR東海が深さ四十メートル超の大深度地下で進めるリニア中央新幹線のトンネル工事による騒音や振動で生活が脅かされるとして、ルート上などに住む大田区と世田谷区の住民二十四人が両区にまたがる約四キロの工事の差し止めを同社に求めた訴訟の第一回口頭弁論が二十六日、東京地裁(小田正二裁判長)であった。同社は請求棄却を求めたが、詳しい主張や反論は示さず、十二月二十四日までに書面を提出することになった。次回の口頭弁論は来年一月十七日。
 法廷では大田区在住の原告二人が意見陳述した。うち六十代男性はルート上に立つ自宅の敷地をボーリング調査し、トンネルを建設予定の地下八十メートルで水を含んだ砂の層を見つけたとし「工事が進めばこの層が削られ流出し、地表への影響が極めて高くなり、とても不安」と訴えた。(加藤益丈)

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