川崎市長選 投票率向上に知恵絞る 市民団体、ステッカーでPR

2021年10月27日 07時40分

選挙での取り組みについて話す参加者ら=川崎区で

 31日投開票の衆院選と川崎市長選、幸区の市議補選への投票を呼びかける動きが市内に広がっている。「選挙へ行こう!」と促すステッカーを配る市民団体や、トリプル選となる幸区内で、投票すれば飲食店で割引などのサービスが受けられる「選挙割キャンペーン」を展開する団体などが互いに協力。「地域を良くしたい」との思いで知恵を絞り合っている。(竹谷直子)
 市民団体は、ジェンダー平等を考える「ジェンクロス・カワサキ」と二十五歳以下の若者でつくる「かわさき若者会議」、川崎市内の飲食店の活性化を後押しする「#カンパイカワサキ」、介護や育児などケアについて考える「ダブルケアかわさき」。自分たちの住む地域をよくしたいとの思いで一致し、「楽しみながら選挙への関心を高めたい」と企画した。
 ステッカーは、ジェンクロス・カワサキの岡田恵利子代表(39)=幸区=が中心となって作成。勇気を出して行動したペンギンに群れが続く習性を紹介ながら「友達や家族に選挙に行こう!と呼びかける最初のペンギンになりませんか」などと訴えるステッカーを千枚作成。十九日から市内の飲食店や宿泊施設などに配布している。

投票を呼び掛けるステッカー(岡田さん提供)

 岡田さんは、デンマークでの在住経験があり、現地では日常的に市民が政治に参加し、学費や医療費など社会保障で納得のいく税金の使われ方をしていることに気付いた。「日本では政治をタブー視するが、政治を自分の周りから身近なものにできれば」と話す。
 選挙割キャンペーンは、「#カンパイカワサキ」が、トリプル選挙のある幸区内の飲食店で実施する。投票日の三十一日〜十一月三日までで、市民が参加店舗に投票証明書を提示すれば、ドリンク一杯無料などのサービスが受けられる。二十六日現在十五店舗が加入している。
 メンバーの那須野純花さん(24)は十八歳選挙権が導入された初めの年に投票権を得た。「友人は十九歳になると選挙に行かない子が増えた。自分の街の未来を決める選挙なので、地元を盛り上げたい」と話した。
 ステッカーは希望者にも配布する。申し込みはメール=genxross@niacari.jp=へ。選挙割の詳細は「#カンパイカワサキ」で検索。

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