柏市長選 候補者の横顔

2021年10月27日 07時57分
 柏市長選はいずれも無所属の新顔4人が立候補し、31日の投開票に向け舌戦を繰り広げている。元市議の山下洋輔さん(43)、元衆院議員の太田和美さん(42)、元県議の中沢裕隆さん(51)、元市議の村田章吾さん(42)の訴えと横顔を紹介する。(牧田幸夫)=届け出順

◆山下洋輔(やました・ようすけ)さん(43) 無新

 教育で柏の可能性を

 「教育の課題を解決するために、子どもを取り巻く環境を良くしたい」と高校教諭から転身し、市議十年を務めた。教育を基盤としたまちづくりを訴える。
 街全体を学びの場とする「柏まちなかカレッジ」の代表。市民が講師となり、五百回近い講座やイベントを開いてきた。「教育で柏の持つ可能性を引き出したい」と意気込む。コロナ対策では、自宅療養者のための「健康観察センター」の設置を提唱する。
 好きな言葉は「子どもは百の言葉を持っている」。幼少期から始めた趣味の剣道は三段の腕前。

◆太田和美(おおた・かずみ)さん(42) 無新

 「暮らす」「育てる」政策

 市内の感染妊婦が自宅出産を強いられ、新生児が死亡した。悲しい出来事を受け、衆院選出馬を取りやめ市長選へかじを切った。「赤ちゃんの命は政治の力で守れたのではないか。国会で学んだ経験を柏で役立てる時だと思った」
 コロナ対策は最重要テーマ。次いで柏の将来像を「子育てしやすいまち」と描く。「子育て世代が流山や我孫子に転出している。女性の目線で『暮らす』『育てる』に特化した政策を打ち立てたい」
 尊敬するのは上杉鷹山。座右の銘は「率先垂範」。柏初の女性市長を目指す。

◆中沢裕隆(なかざわ・ひろたか)さん(51) 無新

 いじめ絶対許さない

 市議三期を務め、県議三期目の立候補。「市長を最後の仕事と位置付け挑戦を決めた。市民に恩返しし、柏の発展のために貢献したい」。退任する秋山浩保市長から後継指名を受けた。
 最重要のコロナ対策では決断力、発進力が必要とし「市長直轄の対策室」の設置を掲げる。また自身の子どもがいじめに遭い、学校とやりとりした経験を踏まえ、「いじめ対策室」も市長直轄とする。「柏市はいじめを絶対に許さないことを強くアピールしたい」
 座右の銘は「至誠通天」。趣味はヘラブナ釣りとたまに乗るロードバイク。

◆村田章吾(むらた・しょうご)さん(42) 無新

 大切な人を守る政治

 民間コンサル会社で医療・介護のデジタル化を担当。市議も二期経験。コロナ禍での市長選出馬を「医療福祉のプロとして、市民の選択肢になれたら」。
 コロナ対策ではオンライン診療の利用促進など、コロナの自宅療養者支援強化を訴える。感染妊婦の新生児死亡を招いた現市政の対応を批判し、「身近で大切な人を守れる政治をする」。まちづくりでは、共働き、子育て世帯を徹底的に支援したいという。
 人との「ご縁」を大切にしている。息抜きは「四歳の長男にステーキを焼いてあげること」。

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