思いがつないだ展覧会 国際児童絵画コンで入賞経験 ふじみ野の小1と高齢者の作品紹介

2021年10月27日 08時02分

作品の前に立つ荻原秀明君と母純子さん=ふじみ野市で

 ふじみ野市立小学校1年の荻原秀明君(6)の絵画作品と高齢者の絵画、手芸作品、盆栽などを集めた展覧会が、同市の駒林区画整理記念館で開かれた。
 発達障害の自閉症スペクトラムと診断された秀明君は2年前、国際児童絵画コンクールで入賞。「芸術家 おぎわらひであき」の活動名で、アクリル絵の具やクレヨンを使った作品を発表している。
 秀明君と母親で画家の荻原純子さん(36)は今年4〜5月、市内のドイツパン専門店でチャリティー展を開いた。子どもの貧困に関するニュースを見た秀明君が「ぼくも何かしてあげたい」と言ったのがきっかけで、秀明君の描き下ろし作品を展示し、店がチャリティー商品を用意。収益金の一部をふじみ野市と富士見市に寄付した。
 その寄付金の一部を受け取ったのが、同記念館を拠点に多世代交流イベントで介護予防を目指す活動を続ける「ルミエール・ビバン」(中野則之実行委員長)。今回、秀明君母子を招待し、コロナ禍で発表の機会がなかった高齢者の趣味の作品も合わせて展示した。
 中野さんは「何ができるか皆でアイデアを出し合いながら活動を続けていきたい」と話した。(中里宏)

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