衆院選 きょう投開票 続く接戦 最後の訴え懸命に

2021年10月31日 08時35分
 衆院選は三十一日に投開票され、同日深夜には大勢が判明する。茨城県内七選挙区に立候補した計十九人は選挙戦最終日の三十日、各地の街頭などで「最後の訴え」に声をからした。与野党一騎打ちの選挙区を中心に接戦が続いており、審判の結果は予断を許さない。

◆1区 県都・水戸市でアピール

 つばぜり合いを繰り広げる1区の候補者二人はいずれも、県都・水戸市で最後の街頭演説会を開いた。
 無所属元職の福島伸享(のぶゆき)氏(51)は京成百貨店前で「1区から旋風を起こしましょう。この国の繁栄を取り戻すために、やるべきことはいっぱいある」と力強く語った。
 陣営のキャッチフレーズ「党より人物」にも触れ、「無所属候補が、動員によらない民衆の力で国会に上がる。そうすれば、日本の政治は変わっていく」とアピールした。
 一方、自民前職の田所嘉徳(よしのり)氏(67)がJR水戸駅南口前で開いた演説会には、自民の国会議員や地方議員、業界団体関係者が集結。田所氏は「何が何でもこの選挙区は与党で守らないと大変なことになってしまう」と危機感をあらわにした。
 さらに政府のワクチン対策をアピールし、「コロナ収束への道筋は自公でしっかりつける。批判勢力ではできない」と力を込めた。(長崎高大、佐藤圭)

◆6区 大票田重点に街頭演説

 自民と「野党共闘」候補が激突する6区も、ギリギリまで熱戦を演じた。
 立憲前職の青山大人(やまと)氏(42)は日中、大票田のつくば市のマンションや住宅街で街頭演説を繰り返した。
 科学万博記念公園では、親子連れらに向かって「教育、子育て予算が低い。未来をつくる子どもたちに、きちんと手当てできない政治でいいのか。(児童手当の)所得制限撤廃はもちろん、高校を卒業するまで拡充する」と主張した。
 夜はJR土浦駅前で打ち上げた。
 自民前職の国光文乃(あやの)氏(42)は土浦駅前で、支持者らを前に「最後のお願い」。現役医師として「コロナの第六波は必ず来る」と強調し、「皆さんにワクチン、飲み薬を届け、医療がひっ迫しないようにする」と約束。接戦を踏まえて「土浦で勝負が決まる」と声を震わせた。
 夜は、つくば市のショッピングモールでマイクを握った。(林容史)

◇小選挙区立候補者

◆1区
福島伸享(51) 無元<2>
田所嘉徳(67) 自前<3>=公
◆2区
額賀福志郎(77) 自前<12>=公
藤田幸久(71) 立元<2>
◆3区
葉梨康弘(62) 自前<5>=公
梶岡博樹(44) 立新 
岸野智康(27) 維新 
◆4区
梶山弘志(66) 自前<7>=公
武藤優子(57) 維新 
大内久美子(72) 共新 
◆5区
飯田美弥子(61) 共新 
石川昭政(49) 自前<3>
浅野哲(39) 国<前><1>
田村弘(49) 無新 
◆6区
青山大人(42) 立<前><1>
国光文乃(42) 自前<1>=公
◆7区
永岡桂子(67) 自<前><5>=公
水梨伸晃(42) 維新 
中村喜四郎(72) 立前<14>
 届け出順。投票日基準の年齢、党派、前元新(<前>は比例代表での選出)、当選回数。推薦。
衆院選2021
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