川崎市長選 現職の福田紀彦氏が3選 市政継続の訴え実る

2021年11月1日 01時45分
「当選確実」の報を受けて笑顔で支援者に感謝を伝える福田紀彦さん㊥

「当選確実」の報を受けて笑顔で支援者に感謝を伝える福田紀彦さん㊥

 川崎市長選は31日投開票され、無所属現職の福田紀彦氏(49)が、いずれも無所属新人で政治団体代表委員の市古博一氏(73)=共産推薦=と会社役員の川村るみ子氏(42)を破り3選を果たした。当日有権者数は124万1333人。
 2期8年の現市政への評価が主な争点となった。福田氏は中学校給食の実施や、ヘイトスピーチに刑事罰を設けた差別禁止条例を制定した実績を背景に「誰もが安心して暮らせる持続可能なまちをつくる」と市政継続を訴えた。
 医療や福祉の連携による「地域包括ケアシステム」の充実や脱炭素の環境先進都市への転換を掲げ、幅広い支持を得た。自民、立憲民主、公明、維新各党の地方組織も支援を打ち出した。
 市古氏は市の大規模開発を批判し、中学卒業までの医療費無料化や市独自の少人数学級を公約に掲げた。告示4日前に出馬を表明した川村氏は女性リーダーの必要性を強調し「市財政を立て直す」と訴えたが、ともに及ばなかった。(安藤恭子)

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