<衆院選茨城>自民王国の底力5議席を確保 野党系2議席、立民はゼロ

2021年11月1日 07時32分
 衆院選が三十一日投開票され、茨城県内七選挙区のうち、自民党が2、3、4、6、7区を制した。1、5区では野党系無所属と国民民主党が自民を破る一方、立憲民主党の候補は四人とも敗れた。今回は5区を除き、立民と共産党などの「野党共闘」が成立したが、「自民王国」の底力を見せつけた。小選挙区の投票率は52・54%と、過去最低だった前回(51・53%)を1・01ポイント上回った。(宮尾幹成)
 七選挙区には、前回を三人下回る計十九人が立候補した。
 保守系無所属の重鎮だった前職の中村喜四郎氏(72)が立民入りした7区は全国的な注目区。自民前職の永岡桂子氏(67)が初めて選挙区で議席を得た。
 日本原子力発電東海第二原発が立地する5区では、原発再稼働を巡るスタンスの違いから野党共闘が不成立に終わったが、国民前職の浅野哲(さとし)氏(39)が初の選挙区当選を果たした。
 1区では、無所属元職の福島伸享(のぶゆき)氏(51)を立民、国民、共産が実質的に支援し、事実上の野党統一候補として勝利に導いた。
 6区は、自民前職の国光文乃(あやの)氏(42)が接戦を制し、議席を守った。
 2区は財務相などを歴任した自民前職の額賀福志郎氏(77)、4区は安倍・菅政権で経済産業相を務めた自民前職の梶山弘志氏(66)が、それぞれ安定した戦いで貫禄勝ち。3区も、自民前職の葉梨康弘氏(62)が大差をつけて勝利した。
 公明党は今回、5区以外で自民候補を推薦。7区では前回まで中村氏を推薦したが、今回は初めて永岡氏の支援に回った。
 日本維新の会は3、4、7区に新人を擁立したが、及ばなかった。
衆院選2021
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