立民・福田昭夫さん、県内で野党唯一の議席守る 自民新人を退ける<栃木2区>

2021年11月1日 07時42分
 三十一日に投開票された衆院選で、県内の小選挙区は自民候補が1、3、4、5区の四選挙区で着実に当選を決め、前回と同じ自民が四議席を獲得する結果となった。2区は立憲民主前職の福田昭夫さん(73)が野党唯一の議席を守った。市民団体の働き掛けもあり、2〜5区で候補者の一本化に成功した野党側だが、堅い保守地盤を崩し切れなかった。(小川直人)
 自民は2区を除く四選挙区で前職を擁立した。2区は西川公也元農相の不出馬表明を受けた県連の候補者公募を巡って保守分裂選挙も想定されたが、直前に回避された。新型コロナウイルスの感染拡大防止と社会経済活動の両立を前面に打ち立て、長引くコロナ禍に不安を抱く有権者から支持を集めた。
 野党側は、安倍・菅政権下の格差拡大や「政治とカネ」の問題、感染爆発を招いた新型コロナウイルス感染症への対応を批判。消費税減税や「分配」の拡大、新型コロナウイルスの検査体制拡充などを訴えて、政治の刷新や閉そく感の打破を求める有権者にアピールした。
 自民で議席を獲得したのは、1区の船田元さん(67)、3区の簗和生さん(42)、4区の佐藤勉さん(69)、外相で県連会長を務める5区の茂木敏充さん(66)。
 2区は立民の福田さんが、激しく追い上げた自民新人五十嵐清さん(51)を退けた。共産は1、5区に新人を擁立、維新は1区に元職を立てたが、いずれも及ばなかった。
衆院選2021
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