衆院選・比例東京 無党派層、立民に投票23.7% 前回比8.2ポイント減 他党に分散 出口調査分析

2021年11月2日 07時10分
 共同通信が三十一日に実施した衆院選投票所の出口調査によると、比例代表東京ブロックで「支持政党なし」と答えた無党派層の投票先のトップは立憲民主で23・7%だった。ただ二〇一七年の前回選より8・2ポイント下がり、他党に分散した。(小倉貞俊)
 調査で無党派層と答えた人は有権者の14・1%を占め、自民支持層(37・5%)、立民支持層(18・3%)に次いで多い。
 今回、無党派層の投票先で立民に次いで多かったのは維新の20・4%で、前回比16・3ポイントの大幅増。自民は14・5%で4・6ポイント減らした。ほかは共産13・4%(同2・5ポイント増)、国民9・7%、れいわ8・7%などだった。前回、有権者の約二割いた無党派層の17・0%が票を投じた希望の党は解党しており、その多くが維新に流れた可能性もある。
 一方、都内二十五の小選挙区での無党派層の投票先では、立民候補が43・5%と、自民候補の22・8%を大きく引き離した。立民は八議席を確保し、前回選から倍増している。
 立民のうち、小選挙区で早々と当選確実になった長妻昭さん(7区)は無党派層の七割余の支持を獲得。接戦を制した松原仁さん(3区)には無党派層の七割弱、閣僚経験者を破った吉田晴美さん(8区)には六割強が投票した。ほかの当選者も無党派層から五割を超える票を得た。
 一方、維新で最も無党派層から支持されたのは公明候補を相手に比例復活を果たした阿部司さん(12区)。五割弱の票を得た。自民では開票直後に当確が出た萩生田光一さん(24区)に、無党派層の四割強が投票した。
 また、岸田文雄内閣を「支持する」か「支持しない」かを支持政党別で見ると、無党派層は「する」38・8%に対して「しない」が56・9%だった。自公支持層は「する」、立民、共産支持層は「しない」がそれぞれ約七〜九割を占めたが、維新支持層は「する」「しない」がほぼ半分ずつだった。

関連キーワード


おすすめ情報

東京の新着

記事一覧