衆院選埼玉 自民、強さ揺るがず 投票率53・97% 前回比2・53ポイント増

2021年11月2日 07時16分
 三十一日に投開票された衆院選は、埼玉県内十五の小選挙区のうち自民党が新人二人を含む十二選挙区を制し、安定した強さを見せた。立憲民主党は共産党、社民党、れいわ新選組と共闘態勢を組み、自民と一騎打ちとなった四選挙区のうち三選挙区で勝利。一方で、それ以外に事実上の統一候補を立てた選挙区や、立民と共産がともに候補者を擁立した選挙区は全敗した。全国的に躍進した日本維新の会は県内でも二人が比例復活を果たし、県内初の議席を得た。(飯田樹与)
 自民は7区の中野英幸さん(60)、10区の山口晋さん(38)の新人二人が接戦を制して初当選を果たした。小選挙区で敗れた5区の牧原秀樹さん(50)、6区の中根一幸さん(52)、12区の野中厚さん(44)の前職三人も比例で復活。小選挙区の公認候補十五人全員が議席を得た。
 立民は6区の前職大島敦さん(64)が早々と当選を決め、12区は前職森田俊和さん(47)が小選挙区で初の議席獲得。5区の前職枝野幸男さん(57)は決定まで日付をまたぐ苦戦の末、議席を守った。7区の前職小宮山泰子さん(56)、10区の元職坂本祐之輔さん(66)はともに自民新人に競り負けて比例復活。比例も合わせて五議席は、二〇一七年の前回選挙から一議席減らした。
 維新は、さいたま市や川口市など都市部の四選挙区に候補者を擁立。2区で高橋英明さん(58)、15区で沢田良さん(42)の両新人が比例で復活当選した。二人を擁立した国民民主党は、14区で元職鈴木義弘さん(58)が比例復活した。
 公明は北関東ブロックで目標としていた三議席目を獲得。新人六人を擁立した共産は小選挙区で議席に届かず、比例単独の一議席を得た。
 県内の小選挙区の投票率は53・97%で、戦後最低だった前回51・44%から2・53ポイント上がった。
衆院選2021
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