熱海土石流 「ただいま!」伊豆山小 4カ月ぶり授業再開 校舎に元気な声

2021年11月2日 07時19分

登校する児童ら=熱海市で

 熱海市伊豆山(いずさん)の土石流災害の被災地に近く、校舎の使用を見合わせていた伊豆山小学校で一日、約四カ月ぶりに授業が再開した。
 登校してきた児童たちは大きな声で教諭らにあいさつ。地域住民が手づくりのドライフラワーを手渡し「おかえりなさい」と迎えた。
 体育館で開いた全校集会では、国原尋美校長が「みんなは復興に向かう地域のシンボル。地域に元気を与える存在になることを願っています」と語りかけた。校歌斉唱もあり、児童の元気な声が響いた。
 二年生の男児は「戻れて良かった。みんなといっぱい遊びたい」と喜んだ。六年生の女児は「いろいろな行事もできるので楽しみ。地域の人に元気な姿を見せたい」と笑みを浮かべた。
 校舎は直接被害を受けなかったが、通学時の安全確保のため、周辺での復旧作業の進展などを待っていた。被災して住まいが変わった児童らはスクールバスなどで登校した。
 七月三日の発災以降、一学期のうちは市内の公共施設などで分散授業し、二学期からは隣の学区の泉小学校を間借りしていた。(山中正義)

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