ロシア山林火災、今年だけで日本の半分の面積焼失 21世紀で最悪 温暖化影響が深刻

2021年11月2日 19時45分
極東サハ共和国で8月、森林火災の消火にあたる当局職員=ロシア非常事態省ホームページから

極東サハ共和国で8月、森林火災の消火にあたる当局職員=ロシア非常事態省ホームページから

 【モスクワ=小柳悠志】ロシアで今年、森林火災によって焼失した土地は10月末までに日本の国土の半分に相当する1816万ヘクタールに達し、21世紀に入って最大となった。地元メディアは寒冷地の気温上昇が影響したと指摘している。
 火災の発生地は極東サハ共和国やシベリア各地が中心。比較可能な2000年以降のデータによると、焼失面積は最小だった01年の11倍だった。政府系「ロシア新聞」は樹木が焼失すると二酸化炭素(CO2)が吸収されなくなり、温暖化がさらに進む可能性があると警鐘を鳴らした。
 ロシアでは高緯度ほど温暖化の影響が強く出ており、北極圏の一部ではここ20年で3.9度も平均気温が上昇したとされる。

関連キーワード


おすすめ情報

国際の新着

記事一覧