葛飾区長選 候補者の横顔

2021年11月3日 06時41分
 7日投票の葛飾区長選は、いずれも無所属で、4期目を目指す現職青木克徳さん(72)=自民、公明推薦=と、新人の元区議梅田信利さん(59)の一騎打ちとなった。新型コロナ対策やまちづくりを巡り、論戦を繰り広げる2人の横顔を紹介する。(太田理英子)=届け出順

◆青木克徳(あおき・かつのり)さん(72) 無現<3> 自公
 住み続けたい葛飾に

 区長三期十二年で貫いてきたのは「現場第一、区民第一」の姿勢。区職員時代に町会や中小企業など現場に足を運んだ経験から、毎年区民の声を聞く会を開いて意見交換を重ねてきた。
 特に注力した子育て政策では、他区で前例が少なかった病児・病後児保育支援などに着手。子育てや健康長寿、環境分野の取り組みが評価され、一月に雑誌日経グローカルが発表した「SDGs(持続可能な開発目標)先進度調査」で全国の自治体で三位となった。
 四期目では、「第六波」を見据えた新型コロナ対策、災害に強いまちづくりなどを課題に掲げる。「区民が誇りを持ち、住み続けたいと思える葛飾にしていきたい」
 趣味は十八歳から続ける社交ダンス。プロ資格を持ち、区長になるまでは講師も務めた。健康づくりのため、毎日七千歩歩くことが目標。

◆梅田信利(うめだ・のぶとし)さん(59) 無新
 勉学で人生切り開く

 「どんな家庭で育っても勉学によって人生を切り開くチャンスがある」。経済的に苦しい母子家庭で大学に進学した経験は、教育への関心を抱き、政治家の道を志すきっかけになった。
 区議になった十二年前、区内の子どもの学力は全国平均を下回っていた。議会で質問を重ね、指導員確保など学力向上策の予算化につなげた。「将来を見据えた提言と具現化は政治の役目」。新金貨物線旅客化に向けた基金の実現などにも取り組んだ。
 区長選出馬を決めたのは、京成立石駅前の再開発と区庁舎移転計画への危機感から。「高コストの再開発ビルでの区庁舎整備は受け入れられない」。区有地での児童相談所開設、学校プール廃止白紙化も掲げる。
 休日はドラマ観賞をして過ごす。朝食が食べられない子どものため、小学校にパンを届けるボランティア活動も続けている。

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